■作者
中山七里
■あらすじ
マンションの13階からフックでぶら下げられた女性の全裸死体。
傍らには子供が書いたような稚拙な犯行声明文。
これが近隣住民を恐怖と混乱の渦に陥れる殺人鬼「カエル男」による最初の凶行だった。
警察の捜査が進展しないなか、第二、第三と殺人事件が発生し、街中はパニックに……。
無秩序に猟奇的な殺人を続けるカエル男の正体とは?
どんでん返しにつぐどんでん返し。
最後の一行まで目が離せない。
■感想
羊たちの沈黙を意識しているのか、最後のドタバタ劇が長すぎて長すぎて退屈。
物語はかなり面白いのだが、本当にアレが無駄だなという感想。