■作者
今村昌弘
■あらすじ
成島IMS西日本社長の成島陶次は、特殊な体質を持つ剣崎比留子の異能を当てにして、彼女とその友人・葉村譲に地方のテーマパーク「馬越ドリームシティ」の潜入調査への同行を求める。
潜入調査の目的は本シリーズの謎の根幹に関わる「班目機関」にまつわるもの。
葉村譲と剣崎比留子の二人も過去に二回、班目機関の研究がもたらす超常現象を目の当たりにしていた。
潜入チームは成島社長とその秘書、葉村・剣崎のコンビに実戦経験豊富な傭兵たちを加えた混成部隊。
一行は、テーマパーク内に建設された不気味な建物「兇人邸」に班目機関に関する秘密を嗅ぎ取る。
しかし、邸内は恐怖の首斬り殺人鬼が闊歩し、彼らの調査を阻むのであった。
■感想
前作の
魔眼の匣の殺人がなんだかなぁだったので、あまり期待をしていなかったのだが、作品レビューを読むと結構高評価になっている。
その真偽を確かめるべく、期待半分・諦め半分で読み始めてみると、、、
燃える!お兄さんのロッキー君が脳内に表れて親指を立てる。
いーいじゃない。
トリック自体は
屍人荘の殺人の方が上だが、臨場感はこちらの方が上だ。
読み終えたらとりあえずクリームソーダを注文しよう。